お困りごと
学生時代は実家暮らしだったので、毎朝母親に起こされて遅刻することなく学校に行けていましたが、就職を機に一人暮らしを始めた途端、朝寝坊が続き、遅刻ばかりで上司に注意されています。
今試用期間なので、上司から「このままだと本採用も考え直さなきゃ」とも言われてしまいました。
自分では目覚ましを2個にして、起き上がらないと止められない場所に置いたりと工夫はしているのですが、まったく効果がないのです。一体どうしたらいいのでしょうか
教えて!對馬さん
学生時代は実家暮らしだったので、毎朝母親に起こされて遅刻することなく学校に行けていましたが、就職を機に一人暮らしを始めた途端、朝寝坊が続き、遅刻ばかりで上司に注意されています。
今試用期間なので、上司から「このままだと本採用も考え直さなきゃ」とも言われてしまいました。
自分では目覚ましを2個にして、起き上がらないと止められない場所に置いたりと工夫はしているのですが、まったく効果がないのです。一体どうしたらいいのでしょうか
朝起きられないのにはいくつか理由がありますが、だるさや頭痛などの症状まで出ている方は、睡眠障害の可能性もあるので、自己判断せず医師のアドバイスを早めにもらいましょう。
基本的に快眠で朝は睡眠の誘惑に負けてしまうという場合には、“朝にゆっくりと”目覚められる余裕と工夫を入れましょう。
目覚ましをかけているのにいつの間にか止めてしまっている人。
目覚ましで目は覚ますが、睡魔に負けて布団に潜り込んでしまう人。
目は覚めているけれど、なかなか布団から出られない人。
こんな人は「もっと寝たい」という誘惑に負けないための工夫をしましょう。
朝寝坊を防ぐ4つの工夫
①時報タイプの目覚まし時計を使う
ベルやアラームの代わりに時報で起こしてくれる目覚まし時計です。
時刻の情報と「起きなければならない」という行動がリンクしている人が多く時報の音と時刻を両方知ることで、より起き上がれるようになります。
②カーテンを開けて寝る
人の身体は、光を感じて覚醒し始めます。目は閉じていても、身体は目覚める準備を始めるので、目が覚めた後の活動がしやすくなります。
③毎朝見る番組を決めておく
朝に見るお気に入りのニュース番組などを決めておけば、起きた後の行動が「テレビをつける」という習慣になり、そのまま支度が始められます。
④次の日に必要なものは寝るまでにそろえておく
朝食、着ていく服、持っていくものを鞄に入れる、名刺はスーツと鞄に常備、鞄の中にネクタイ、整髪料、髭剃り、消臭剤を入れておくなど、もしもの時に必要なものを鞄に常備するのもおすすめです。
とはいえ、寝坊してしまう理由で一番多いのは夜更かしです。
特にスマホやタブレットなどを見ていて遅くなってしまう、というパターンが多いのでは?
決まった時間になると画面をモノクロにして見る気を削いだり、使用に制限をかけたりできるアプリもありますが、「でもやっぱり好きなだけ見ていたい・・・」と導入に二の足を踏んでしまう人も多い様子。
一度心を鬼にして導入してしまえば、さほど苦痛なく習慣化できるかもしれません。
どんな目覚ましの方法も、睡眠リズムがくるってしまっては、何をやっても効き目は薄くなります。
夜更かしせず、寝る寸前までゲームなどしないようにして、毎日決まった時間に眠りに入ることが一番の寝坊対策と言えます。
「教えて!對馬さん」コーナーでは、みなさんの職場でのお困りごとを募集しています。
支援機関や企業のみなさんからのご質問も大歓迎です。
kouhou@sarapore.jpまで、どうぞお気軽にお寄せください!