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庁内実習へ行って参りました。

池袋事業所

2017.10.23

こんにちは、池袋事業所のブログ担当のSです。

10月に入り蝉の声も静かに、鈴虫の音色が秋を感じさせますね。

肌寒くなる季節、着る物に迷うのが難点で、就寝前に準備する服選びに迷います。

さて、タイトルにあります通り、私は初めての庁内実習へ行って参りました。

1日だけですが、豊島区役所内にて実習スペースを設けていただき、配慮された環境下で日頃の訓練をさらぽれ外でも行えるか、見ていただきました。

実習は、あらかじめ自己目標を定め、実習後に振り返りをして達成できたかを判断していただきます。

達成に向けて何をどのようにするか試行錯誤は勿論、自身の得意・不得意点、改善点、新たな発見の有無を探る機会でもありました。

私の今回の目標は「指示理解・作業を正確に行うこと」でした。

 

新しい環境、慣れない人の中での作業は少しばかり緊張から、普段さらぽれ内で普通に行える挨拶や報連相のタイミングに戸惑いましたが、時間がかかりましたが徐々に慣れていきました。

指示受けはリレーのように、一番初めにまず私から担当者に指示をいただき、別の作業途中でお声がけをいただき、次の人へ正確に指示を伝えられるかを確認していただきました。

振り返り時は、『指示受けの際、正確なメモの取り方・報連相の仕方が日々の訓練で培われてきたことが伝わってきた。言葉遣いも丁寧で落ち着いた態度であり、作業途中に別の作業を依頼された時も嫌な顔せず素直な返し方で良かった。』と感想をいただいた時はとても嬉しく思いました。

勿論、私は最初から出来ることはとても少なかったです。

私は環境・対人・業務に対し、とても緊張する性質なので、さらぽれ内ではプレ基礎コースから入り、最初は負担を軽く、徐々に負荷をかけては慣れるというステップアップを繰り返し、基礎コースから就職準備コースへ、そして今日に至りました。

今後の課題としては『スピードを求められる作業は、もう少し丁寧にすると良い(焦りから、作業が荒くなる。』とご指摘をいただきました。

私は理解・判断のスピードが遅いので、今後はいかに効率よく時間内に仕上げ、相手の要望に沿えるか訓練を通して強化出来るかを見定めていきたいと考えています。

また、今回はとても簡単なダブルタスクでしたので行えましたが、本来私にはダブルタスクは負荷がかかりすぎるので(タスクの難易度にもよりますが)、仕事は1つずつ確実にこなしていくことが向いていると気付きました。

 

指示を与えられ、目指す着地点(成果物)は自分なりの工夫・強み・弱みの紆余曲折を経て辿り付くものですが、着地点と途中経過(成果物の方向性と正確性)を誤らない為には報連相で着地点への軌道修正の必要や判断をすることが必要不可欠なのだと改めて感じることが出来ました。

 

私はまだ実習に出たばかりですが、さらぽれ外に少しずつ慣れていくことも、就労に向けた訓練となります。

今後も繰り返し実習経験と事務補助訓練を通して自分の傾向と、相手の求める傾向を探ることで、就労を目指していきたいと強く確認しました。