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防災会館での訓練

秋葉原事業所

2018.05.01

はじめまして、今回ブログ記事を担当させていただくNです。

3月の終わりに私たち秋葉原事業所訓練生は、午後の訓練時間を利用して墨田区にある本所防災館へ行って来ました。ここでは地震・火災・台風といった災害の際、どう適切な行動や対応が出来るか、実際に近い状況を再現し、学ぶことができる施設です。小学校の頃の社会科見学を思い出しながら体験させていただきました。実際、社会科見学に来ていた小学生と一緒に過去の震災に関するアニメーションを観ました。

小学生も見学に訪れる施設ですが、実際に水が出る消火器を利用して消火活動を疑似的に体験してみたり、震度7地震の揺れを体験したりとかなり本格的に災害時の状況を再現する設備を備えています。災害に直面した際、どのような行動が適切か職員の方が説明してくださいましたが、やはり慣れた方だけあって説明が簡潔でスピーディー。「自分もこんな風に人に伝えられる話術を習得できればいいなぁ」なんて思いました。

もちろんここでの一番の収穫は災害時の適切な行動と対応を学んだことです。地震や火災の際の知識はありましたが、AEDの使い方はまったく知りませんでした。使い方以外にも、周囲の人への声掛けといった、人とのコミュニケーション方法も教えていただきました。震度7の地震の揺れを体験しましたが、疑似的な揺れとはいえ突然の激しい揺れの中では、身体を屈めて机の下に入ることが精一杯でした。

災害時の対応が知識としてわかったつもりでいても、体験プログラムを通して体で覚えていく事が必要と感じました。みなさんも機会があればぜひ防災館を訪れてみてください。無料で入館と利用ができます。目から鱗と言う程ではないかもしれませんが、最新の防災情報や自分に欠けていた防災知識を知ることができます。