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~成果発表会を経て~

秋葉原事業所

2018.08.09

~成果発表会を経て~

初めまして、秋葉原事業所・訓練生のヤギです。
私は7月に開催された、第29回・成果発表会で発表させていただきました。

 

元々、私は、人前で話をする事や、説明をする事がとても苦手で、第28回・成果発表会で運営チームとして活動していた時に、発表者の方々の発表を間近で見て凄いと思いましたが、同時に自分には無理だと決めつけていました。

運営チームの役割分担をする際にも、人前で話をする司会を、その時はどうしてもできないと断っていました。

 

そんな私が、なぜ成果発表会に出てみようと思ったかというと、まず、就職活動の為に、「自己分析」をしておく必要がありました。
また、面接でも苦手な「人前で話・説明をする事」が求められると思ったので、
成果発表会は、これ以上ない良い機会だと思ったからです。
ただ、それでも中々、勇気が出ず、出ることを決めかねていました。
しかし、訓練生の方々、皆が課題点に対して真剣に取り組んで、変わろうとしている様子を見て、私自身も変わらないといけないと思い、出ることを決意しました。

 

出ると決めてから、発表用のスライドを作成する中、私自身の障害、経歴、長所、苦手、配慮事項、今後の希望について、まとめるのに苦労しました。例えば、障害について述べるにしても、「現在の病状は、安定している」と言うのは簡単です。しかし、聞き手の立場に立った時、「なぜ安定しているのか」という疑問が浮かんできます。大事になってくるのは、その「なぜ」の理由をしっかり盛り込んで説明する事です。また具体的なエピソードを盛り込む事でも説得力が生まれてきます。これらを一つ一つ取り組み、時に担当の職員さんに協力していただいてアウトプットし、まとめて、スライドを完成させることができました。

 

その他に苦労した点として、私はアドリブもとても苦手なので、発表後の質疑応答の際、しっかりと返事ができるかどうか、とても不安でした。なので、質問される事をあらかじめ想定し、その質問に対する回答を一覧にした質疑応答表を作成しました。また、緊張で言葉が詰まりやすいので、担当の職員さんに沢山練習していただきました。
発表本番前にリハーサルを2度行ったことや、前回の発表者や訓練生の方々から励ましの言葉をいただいた事等で次第に本番に向けて心構えができたと思います。
発表本番では、リハーサルでも褒められていた、声の大きさ、話をするペースを意識し、聞き手の頭に発表内容が残るようにして、リハーサルよりも良くできたと思います。
多くの企業の方々が見ている中、発表できた事、自己分析ができた事、ひとつの大きな課題をやり遂げた事等から、確かな自信が身につき、大きな充足感が得られました。本当に成果発表会に出て良かったです。
成果発表会に向けて取り組むことで、多くの経験ができ、確実な成長ができます。訓練生の方で私のような課題点がある方には特に成果発表会で発表する事をおすすめします。また、成果発表会に興味が沸いた方は是非、次回の成果発表会を見に来てください。発表者にとっても、励みになると思います。

 

 

最後になりますが、成果発表会で得たものを活かして、今後の就職活動を頑張りたいと思います。成果発表会に限らず、さらぽれでの取り組みの一つ一つが成長する為の機会だと思うので、真面目に丁寧に取り組んでいきたいですね。それでは!