「今日までそして明日から」
皆様こんにちは。この度就労が決まりまして初めてのブログを書かせていただくことになりました千歳台事業所訓練生のHIです。
このタイトルは7月に行われた成果発表会での私のプレゼンのタイトルです。
ピン！っときた方もいらっしゃるかと思いますが、吉田拓郎さんの歌のタイトルでもあります。ご存知ない方は面倒でなければ歌詞など調べてみていただけると解り易いかもしれません。
プレゼンの内容は私の障害発生から人との出会いを通して縁あって「さらぽれ」に
入って苦手なことを克服して就労に向かいます。と大雑把ではありますが、そんな内容になっています。
私も障害発生から何とか1日1日生きてみましたが、自分の障害とは向き合ってはきませんでした。結構引きずられる方なので、自己分析をしようと障害について調べると、人の症状や体験までまるで自分がそうであったかのように受けてしまい、その結果気分が悪くなって精神状態が不安定になったりしてしまっていました。
そんな私が1ヶ月以上も自分の障害と向き合いプレゼン資料を作り、大勢の人の前で発表をする。苦手なことのオンパレードでした。しかし、この成果発表会を機に私は変わりました。初めの1ヶ月位は全精力を注いでいたため燃え尽き症候群でした。無駄な時間を過ごしてしまったと今でも後悔があります。しかし自信もついたため自分の状態を把握できるようになり、就労活動にも役立ちました。やはり自分というものを知るところから始まるものでした。
そしてそれから約3ヶ月弱たった今、ようやく就労まで漕ぎつけました。
これは自分一人では決して成し遂げられなかったことです。「さらぽれ」に入って苦手なことばかりやってきましたが、色々なことを学ぶことができ、困ったことや分からない事など何でも聞いて相談できる職員の皆様がついています。「さらぽれ」に出会えて本当に良かったと心からそう思います。
本日はその「さらぽれ」での訓練の最終日です。来月からは就労先にて働くことになります。そして今私は思っています。明日からもこうして生きていくだろうと…。