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もう一度、ハードル跳ぶことにしました。

秋葉原事業所

2019.03.27

もう一度、ハードル跳ぶことにしました。

こんにちは。秋葉原事業所訓練生のあ、と申します。

 

私は昨年7月に入所し

現在は就職準備コースで訓練をしています。

 

今回は、ハードル競争とさらぽれの訓練でのことを交えて

私の感じたことについて伝えようと思います。

 

なんで、ハードル競争?というと

学生時代、部活動で取り組んでいたからです。

 

ちなみに、「ハードル」という言葉は日本語で表すと「障がい」ということばに変わります。

 

…何だか、さらぽれで日々を過ごす私たちにとってすごく身近な言葉ですね。

 

さて、話をハードル競争に戻しましょう。

 

ルールとして

 

一人一人が

決められたレーンについて

ピストルが鳴ったら

ゴールに向かって

ひたすら前に走る。

 

 

10個あるハードルを跳びながら

いかに早くゴールするか、を競います。

 

 

スムーズに跳べたときはこの上なく爽快で、楽しくてしょうがない競技です。

 

 

ですが

転んで痛くても、しんどくて足が動かなくても、

誰も助けてくれないのです。

 

とにかく自力でゴールしなければなりません。

 

当たり前ですが審判規則として、

他の助力行為は失格となってしまうからです。

 

 

 

 

私は、「ハードルへの考え方」

 

自身の、「障がいに対する考え方」が、さらぽれを通して変わっていきました。

 

 

職員さんは、「ハードルを跳び越える怖さ」を和らげてくださいました。

 

 

同じ訓練生の皆さんは、「競争」ではなく「自分のリズムで跳んでいいのだよ」と教えていただきました。

 

 

日々の訓練は、「1つ1つハードルを跳んでいく自分」に自信を持たせてくれました。

 

 

ビジネス基礎研修は、「ハードルはくぐってもよし、よけてもよし。」・・・考え方を広げてくれました。

 

 

 

 

 

通所前は、

 

「苦しいハードルの跳び越え方」しか分からず

 

現実に立ち向かうことに抵抗がありました。

 

 

辛い思いはもう、したくない

そんなことばかり考えていました。

 

 

そんな私ですが、今は「さらぽれ」という伴走者の力を借りて

 

跳ぶことに対する怖さを和らげつつ、

 

自らハードルのある道を選んで走っています。

 

 

 

「ハードル」を、「障がい」を、

 

自分の道から失くしてしまいたい気持ちでいっぱいでした。

 

 

通所するようになってからは、

 

 

一緒に跳び越えていける人たちに出会えました。

 

他の助力行為をたくさん借りることが出来るようになりました。(訓練・仕事では失格にならないので笑)

 

 

 

 

 

ハードルのある道も、それはそれで、楽しいな

 

 

 

と思う今日この頃です。