タンポポ魂
秋葉原事業所訓練生のOです。
“越えられなかった天城越え”から、約1年ぶりにブログ記事を担当させていただきます。
急にぽかぽか陽気になってきましたが、お読みになって下さる方がさらに健やかでありますように。
この度、私Oは平成が終わる4月をもちまして、さら就労塾を卒業致します。
令和とともに念願の就労を始めます。
私の障がいの程度はおそらく他の訓練生と比べても重い方だと思います。
通所前は、このまま一生引きこもりかもしれない、と思っていました。
さら就労塾に通所を始めた頃は、休みがちで午後からの通所がやっとの状態で、
それが安定した通所ができるようになり、まさか納得のできる就労を獲得するとは思ってもいませんでした。
そんな私が、就労のチャンスを手に入れたのは、「人」の力が大きいと感じています。
それは、生きていく上で一人でできることなど、ほとんどないからです。
目の前のことを大切にできなければ、何事も成しえません。
また、自分にできるだけの努力をしなければ、自分の身の丈を知る事はできないと感じています。
辛くてどうしようもない時ほど、意外にも良い道が見えてきます。
通所を始める前から、私には夢というか目標があったのですが、
それに一歩近づくことができました。
2年近い通所で、無駄な日は一日としてありませんでした。
さらぽれ職員、訓練生の方々には、本当にお世話になりました。
心より感謝申し上げます。