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就労に向けて

秋葉原事業所

2016.03.23

こんにちは。秋葉原訓練生HDです。

私がさら就労塾に入所して7カ月と半月が経過しました。
就労していた時、営業職で見積書の作成など、エクセルを使用しての業務は経験がありますが、
本格的な事務仕事には就労した事はありません。
私は、大学を卒業してから営業職、スーパー・マーケットなどの販売業務、営業職が嫌になって
紙類の倉庫でフォークリフトに乗って運搬、仕分け、ピッキング等の仕事に携わったりと仕事を
転々としてきました。

 

一生懸命仕事をするけどどういうわけかミスが多く、仕事の成果という点では他の人と比べ劣っていました。
なにかおかしいといつも感じていました。
そこで心療内科を受診したところ「ADHD(注意欠如・多動性障害)、および広汎性発達障害」と診断されました。
ADHDは、自分では集中して仕事に取り組んでいるつもりでも、意識がどこかに飛んでいて肝心の所でミスを犯します。
フォークリフトなど運搬機器などに乗務すると下手をしたら積荷を倒したり、他の作業者を轢いたりして命を奪いかねません。
そこで、私のような発達障害にどのような仕事をしたらよいかを考えた結果、落ち着いて集中して作業に取り組める事務職がいいのではないかという結論に達しました。
さら就労塾で毎日訓練を受けていますが、私は入所して本当に良かったと思います。
改めて考えますと、私は今まで何の仕事でもミスが多く、問題社員扱いされて来ましたが、ミスが多いということは確認業務を怠っているということ。

 

さら就労塾では、職員の方から課題を出されて、訓練生が課題に取り組み完了したら職員に提出します。
そこで職員の方は、訓練生の課題をチェックして、誤字・脱字がないか、課題が指示とおり行われているかなど細かくチェックを受けます。
私の場合、先(結果)を急ぐADHDの特性の為なのかろくに確認をせずに誤入力を訂正しないまま提出してしまうことがたびたびあります。
誤字・脱字だらけの文書は、企業内でも信頼を落としますし、社外(対お客様)に対してならなおさらです。
私は、仕事の確認作業という習慣がなかったかもしれません。
私は、この訓練を通して仕事の確認業務という重要さを改めて思い知らさらました。習慣づけることも出来ました。
(本当は最初の入力の時、間違いなく入力できればいいのですが)
今後の課題は、入力スピードを速めて、誤字・脱字をなくして企業で就労できるレベルに達する事です。
みなさんも私と同じように誤字・脱字が多いなどとお悩みの方も多いはず。
意識次第でなんとかなりますし、ヒントは職員の方が教えてくれます。

 

また、最近エクセルが楽しいと思い始めました。
エクセルは関数を使えば文字入力の手間も省けるしセル参照をするだけで計算が楽になります。
エクセルの関数は苦手な方が多いを思いますが、初歩的な事でもマスターしたいと思います。

 

お互い頑張ろう!!!