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初詣に行きました

秋葉原事業所

2017.01.17

初めまして。ブログ記事担当となりました、秋葉原事業所 訓練生のSです。よろしくお願いします。
初めてブログ担当となって何を書こうか迷いましたが、今年の初詣のことについて書こうと思います。

 

今年の初詣は、三が日のうちに行きました。
駅に降りた途端に、人、人、人の群れ。その混雑の中で、改札を出るまでに一苦労しました。
覚悟をして駅を出ると、以外にも人通りは大人しめでした。
三が日にしては、随分と人が少ないなぁと思いながら、
この時期限定の出店で肉まんを買って、参道沿いのお店を冷やかしながらぶらぶらと神社まで歩いていきます。

 

神社に着いてみると、参道には行列が出来ていました。でも例年に比べたら、淋しいほどの長さの行列です。
この空きっぷりを少し淋しく思いながら、チョコバナナを買って「これがなきゃ初詣に来た気がしないもの」と頬張りながら、列に並びます。
華やかな着物姿の女性や、肩車をする家族連れ、大階段に驚く観光客や、混雑にも負けずに仲良く会話するカップルなど、様々な参拝客がいました。
そんな人たちに交じって、区分けのロープを三回くぐって、大階段を上って、本堂に到着。
本堂でのお参りまではするっと進んで、なんと三十分で着いてしまいました。
本堂まで三十分は長いとお思いでしょうが、ここは本堂までたどり着くのに一時間かかることもある所です。三十分なんて、三が日なら空いている方です。
お賽銭を入れて、柏手を打って、今年も一年よろしくお願いいたします、と神様に挨拶をしました。

お参りは終わって、お守りを買っておみくじを引いて、古いお守りを納めたら、初詣完了です。
しかし、おみくじを引いた後で、忘れものに気が付きました。
納めるはずだった去年のお守りのうちの一つとおみくじを、家に忘れてきてしまったのです。
とりあえず持ってきたお守りだけでも納めようとしましたが、
帰り道の混雑に飲まれて、お守りを納める場所にたどり着く前に神社を出てしまいました。
慌てて来た道を戻りましたが、途中何度も警備の人に「こちらからは入れません」と言われて、回り道を繰り返しました。
正直、心が折れそうになりました。
その後どうにかお守りを納めることはできたものの、また出口を間違えて、広い神社の中を歩き回ることになりました。
沢山の「こちらからは入れません」の立て看板に冷や汗をかきながらも、どうにか神社を抜け出ることが出来ました。

 

ようやっと神社から出たら、今度は門前町を冷やかしに行きます。
観光客でごった返す中をうろうろと歩き回ってみると、新しいお店がたくさん出来ていました。
年に数回しか来ないので、お店の入れ替わりをチェックするのも、門前町をうろつく楽しみの一つです。
目新しい店を冷やかして歩きながら、お気に入りのお店を探すと、そこはもう別のお店になっていました。
行きつけのクレープ屋に行こうと思いましたが、お店の前に行列が出来ていたので断念しました。
チョコミントクレープを惜しみつつ、代わりに新しく出来たジェラート屋で抹茶のソフトクリームを買いました。
濃厚な抹茶味のソフトクリームは大変美味しかったのですが、上に振りかけられた抹茶の粉に思い切りむせました。
ソフトクリームの包み紙を捨てようと、テイクアウト専門のお店が並ぶ通りに入りましたが、あいにくゴミ箱は見つかりません。
そのまま包み紙を片手に持って人ごみの中を抜け出ようとしたところ、段差に気づかずに思い切りつまづいて、膝を強打しました。
沢山の人の視線を一身に集めて、とても恥ずかしかったです。
顔を真っ赤にしたまま、すたすたと人ごみを出て、角を曲がったところで確認すると、服は無事でした。不幸中の幸いです。
最後に、新しく出来たお店でずんだ大福をお土産に買って、門前町を出ました。
人ごみから解放された心地よさに、大きく息を吐きました。
その後、ぎゅうぎゅうに混んだ電車で帰宅して、家に着くころには日が落ちていました。
お土産のずんだ大福は好評で、その日のうちに家族のお腹に納まりました。

 

転んだり、忘れ物をしたり、てんやわんやの初詣でしたが、最後のずんだ大福が美味しかったので、いい日だったと思うことにしました。
今度また、人通りが少ない時期に、家に忘れてしまったお守りを納めに行こうかと思います。