池袋訓練生の「猫の皿」です。
今回も3つの展覧会を紹介します。
まずは『アルチンボルド展』です。この展覧会は果物や野菜などのモチーフを組み合わせた寓意的な肖像画を描いたアルチンボルドの展覧会です。このブログをご覧になっている方も1度は見たことがあるかもしれませんが、作者の名前は知らない方が多いかと思います。アルチンボルドに焦点をおいた展覧会は日本で初めてだそうで、私もかなり楽しみにしてます。
次に『ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』です。この展覧会は今のベルギーやその周辺では中世末期の写実的な描写に基づいた、幻想的な世界を作った流れがおよそ500年の間続いてきました。その幻想的でユニークな世界観の流れを作った画家たちの展覧会です。個人的にはヒエロニムス・ボスとルネ・マグリットの絵画は知っているものの実物は見たことないので楽しみにしています。
最後に『フィンランド独立100周年記念 フィンランドデザイン展』です。この展覧会はフィンランド独立100周年を記念した展覧会で、フィンランドの主要なデザイナーとデザイナーを支えた企業に焦点を当てています。デザインの展覧会は私は訪れたことがないのですが、フィンランドは北欧の一国ということもあり、興味があります。
『アルチンボルド展』
6月20日(火)～9月24日(日)／国立西洋美術館
『ベルギー 奇想の系譜 ボスからマグリット、ヤン・ファーブルまで』
7月15日(土)～9月24日(日)／Bunkamura
『フィンランド独立100周年記念 フィンランドデザイン展』
9月9日(土)～10月22日(日)／府中市美術館
『今年開催される展覧会について②』と合わせて７つの展覧会を紹介しました。どの展覧会も今年開催している、開催されるものです。時間が空いているときや、気分転換したい時などに訪ねてはいかがでしょうか。