はじめまして。秋葉原訓練生、「風来坊」と申します。
秋田さんのコラム(自信の正体は ・・・ 考察シリーズ1)を見て考察してみました。
「自分が物事を成し遂げることができないと信じてしまっている状態」
「自分という人間が、何かの、誰かの役に立っていると思えない状態」
この二つを信じている状態が“自分に自信が持てない状態“である。
というのが、前回の話でした。
今回は策を以ってそのうちの一つ、
「自分が物事を成し遂げることができないと信じてしまっている状態」
を打破してみましょう。
いきなりですが、その策とはズバリ、
「自分を他人とではなく、自分と比べてみること」です。
皆さんは、いつの間にか自分勝手にスーパーマンのような
「”自分に自信がある人”像」
を作り上げてしまい、その「”自分に自信がある人”像」と現時点での自分自身とを
比べることで「自信がない」状態になっているのではないでしょうか?
では、少し視点を変えてみましょう。
皆さんがさらぽれに入ってからできるようになったことを挙げてみて下さい。
人によりけりですが、
「タイピングで1分間に○○字打てるようになった。」
「毎日通所することで、生活のリズムができた。」
「大きな声で、しっかり挨拶できるようになった。」
など、いくらでもあると思います。
つまり、皆さんは成長したという「実績」を作ったことになります。
では、「実績」を作った皆さんに再度質問します。
「3か月後、自分が現在よりも成長している”自信”がありますか?」
おそらく、ほとんどの方が「はい」と答えると思います。
所詮、「自信がある」とはこんなものではないでしょうか。
結果として、「自分に自信がある人」とは、
「目標に向かって努力している人が、過去よりも現在、現在よりも将来に自分自身が成長していると思える人」
と、私は定義したいと思います。