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TRPGとは?その魅力は?

秋葉原事業所

2017.04.19

皆さんお久しぶりです。秋葉原訓練生のKです。

ここ数ヶ月実習や面接などでドタバタしていました。やっと一息つけそうです。

今回は、前から気になっていた「TRPG」について、お話しようかと思います。勝手に語ります。
 まず「TPRG」とは、「テーブルトークRPG」のことです。

皆さん、「RPG」のイメージはどのようなものですか?ゲーム機で行うゲームのRPG・・・主人公が自分で敵を倒すイメージでしょうか?
「テーブルトークRPG」は「テーブルトーク」が言葉の前についているように、物語進行は「会話」で行います。キャラクターを操作するプレイヤー(以下PL)と物語進行役のキーパー(以下KP)がゲームの世界観を共有し、ルールブックのルールに則り行う、アナログなゲームです。

必要なものが紙とペンとダイス、ルールブックが最低限あれば行うことができます。
「テーブルトークRPG」では、PLは好きにキャラクター(以下PC)を作成し行動します。そのため、PCは無限の可能性を持っています。能力値も自分でダイスをふり決定します。プレイするジャンルによっては、出生や癖、性格まで決めます。同じ「剣士」という職業でも、少し無鉄砲な剣士がいたり、冷静沈着な剣士、影があるような剣士など様々なPCを作成、演技するのが魅力的だと思います。
PCが出来たら、物語の世界に入りそのPCになりきりましょう!!いつもと違う自分と違うPCになりきって演じるのも楽しいかもしれません。私自身2度ほどPLとして参加したことがありますが、楽しかったです。

 

 次に、PCできたけどどう動けばいいの?です。
PCは冒険または探索する世界のPLの分身です。自由に動いてください!と言いたいところですが、PC作成時に技能を使用する場合があります。
例として「クトゥルフ神話TRPG」の場合をあげてみます。

KP「あなたは、部屋の中にいます。窓はありません。目の前にドアがあります。」と状況描写された場合、皆さんならどうしますか?
あるPLの場合、
PL「技能(聞き耳をたてるなど)を使用します。」
KP「ダイスをふって、偶数が出たら成功です。」

という流れになりました。技能の成功判定はダイスになります。

この技能判定が成功するかどうかの「わくわく感」も「TRPG」の魅力だと思います。判定によって状況や、行動が変わることがあるからです。
 また進行役でもあるKPの魅力は人によって様々です。ハッピーエンドに持ち込むのが好き、PLを翻弄させるのが好き・・・それが魅力と答える人もいれば、
もとのシナリオを改変したい、アドリブが楽しいなど、きりがないほど魅力があると思います。

 

 最後に、やってみたいけどどこでやることができるのか?
今、「テーブルトークRPG」で主流なのが「オンラインセッション」と、「オフラインセッション」になります。
「オンラインセッション」はネットワークを介したセッションのことで、主にチャットを使用したり、Skypeを利用した音声のみのセッションなどがあります。
メリットとしては、どこでもネット環境があれば参加することができることです。デメリットとしては、時間がかかってしまうことです。
相手の顔が見えない分細かいやり取りや、チャットの場合タイピングの速度に依存します。
「オフラインセッション」は実際に参加者同士が集まり行うセッションです。メリットとしては、相手の顔がわかるので身振り手振りでの円滑なコミュケーションが可能です。
初めてでも、フォローをすぐしてもらえたり気づかいしやすいなどの点があります。
デメリットとしてはお金がかかることでしょうか。現地で行うため、移動費、おやつ代、参加費などの出費があります。
両方のセッションについてはSNSを媒介として開催の情報を知ることができます。

「TRPG」とひとくくりで説明しましたが、やりたいタイトルによって世界観や戦闘ルールなどが変わってきます。
やってみたいけど、ちょっとな・・・という方には「見学」することおすすめします。セッションの雰囲気によりますが、大体の流れを見ることができます。
もし、自分が気になるタイトルがあったなら概要だけでも、読んでみると面白いかもしれません。
イメージや雰囲気だけでも、伝わっていると嬉しいです。

ダイスで決まる運命に翻弄されるのはいかがでしょうか?