最近の気付きについて
秋葉原訓練生Mです。
私は秋葉原事業所に正式入所し1年になります。
訓練期間1年を通しての気付きについてお話しさせていただきます。
私が最近変わってきた気付きとしまして、遂行機能が向上(段取り・手順を覚える・自発的に考える)してきたように思います。
入所前まではとても段取りが悪く、スケジュール通りに行動(時間等)できず、交通機関などを利用して見知らぬ場所へ行けないなど、生活上様々な問題点がありました。
さら就労塾は自発的に考え自発的に報連相を行う方針で、人に頼りがちで障害のある私にとって厳しいと感じることがありながらも、とても適した事業所だと思います。
もう一つの気付きは直近の出来事でありますが、「できる事・できない事」に対しての切り替えが早くなったと思います。
私には障害があり特に「Excel」など使いこなすことが難しいです。
基礎コースの頃から自分なりに努力はしてきましたが、周りとの能力の差、先天性のハンディの深さなどを痛感しました。
就職準備コースに移ってからますます焦燥感に駆られ、去年の秋頃は環境も変わって精神的にも辛い時期でした。
職員の方が仰った「できなくてもいい事=PCスキルなど」「できなくてはいけない事=挨拶など」を、当時はあまり素直に受け入れることができずにいました。
要因は事務職=PCスキルという先入観が強かったからだと思います。
去年12月に個別支援計画を行い、職員の方々と事務職の業務に関しお話をして自分の視野が狭かったことも認識しました。
現在は自分のできることを中心に訓練を行いつつ、挑戦してみたいことは職員の方にご相談させていただいています。できないかもと思うことも、挑戦することでできる可能性に繋がるかもしれないという向上心も持ちたいからです。