旧コラム

『WEB座談会 第2回:自分のやる気を引き出す』中編

横浜事業所

2020.06.05

『WEB座談会 第2回:自分のやる気を引き出す』中編

第2回Web座談会 中編
5/26(火)14:30~15:45
MicrosoftTeamsのビデオ会議機能を使用
参加者:利用者:4名(A~Dさん)、職員2名(ファシリテーター兼職2、職1)
 
前編からの続き
 
ファシリテーター:では、みなさんいろいろ夢があったりすると思うのですが、夢が叶ったらどんな良いことがあるでしょうか?
 
Bさん:
自分がもし夢叶ったとしたら、次の新しい夢に挑戦しようと思うかな、と思います。ベタな感じかもしれませんが、夢が叶ったらそれがゴールではなく、むしろスタートという言葉をよく聞くので。夢が叶ったらおしまい、というわけではないと思うんですよね。今自分たちがやってるさらぽれの訓練も、就職がゴールではなくて、むしろそこがスタートということですので。端的に言うと、ゴールってないんだなという感じですね。
 
ファシリテーター:夢が叶っていいことって何だと思いますか?
 
Bさん:
ちょっとむずかしいですね。自分としては何もしてないというのがあまり好きじゃなく、常に何かいつもチャレンジして行きたいというのがあるので、それがいいのかなと思いますね。
ファシリテーター:夢が叶うとまた次の夢が見えるというのが良いことなのですね。
 
Bさん:そうですね。
 
Dさん:
良い方向として夢が叶うというのはもちろんあるわけですけど、悪い夢というか、こうなりたくない、というのもあると思うんです。例えば自分だったら寝坊しない、というマイナスなイメージもあるわけで。でもプラスの夢が叶うと嬉しいですね。単純ですけど。夢というか、目標が叶って嬉しいという感じですね。
 
ファシリテーター:そうするとどんな良いことがありますか?
 
Dさん:
ああ出来るようになったんだと成長を感じる、という感じですかね。あとさっきBさんから話がありましたが、目標が変わっていくというか、どんどん夢が新しい夢に変わっていくと言われましたが、まさにその通りで、目標と同じように夢も変わっていくのではないかなと思いました。
 
Cさん:
夢が叶うと自己肯定感が向上し、自己肯定感が向上すると自分に自信を持つことが出来て、自分に自信を持つことが出来るとまた次の大きなチャレンジや夢が出来るようになって、結果的に好循環となるのではないかと思いました。それでそれを繰り返すと、人生の満足度や充実感が満たされるのではないかと思いました。
 
Aさん:
今まで聴いたものと被るかと思いますが、まずは夢を叶えたという達成感を得られるというのが一つ。そしてこれが出来たというそれが自信に繋がって、Bさんが言われたように、新たな目標をチャレンジしようというモチベーションに繋がるのかなと思います。
 
職1:
Bさんが言われたことを聴いて思ったことですが、夢を一つ叶えると次々と新しい目標が出てくるという。小さな目標でも大きな目標でもそれを達成しながら前を向いて歩み続けるというのは、とても生きてる感覚が出て楽しくなるし充実するだろうと思います。あとやはり努力したことが報われるというのは、生きてて良かったと思えることかなと思います。どちらかと言うと、人って普段の生活ではマイナス面に気持ちが行ってしまうと思うんですけど、努力していてもなかなか結果が出なかったり夢が叶わなかったり・・・でも実はちゃんと成長しているんだけど日々の失敗にばかり目が行ってしまって気持ちが落ちてしまいがちだと思うんです。でも、そんなことを乗り越えながら、前を向いて努力して、夢が叶った時、その時には登山で登頂についておにぎり食べて美味しい~と思えるような嬉しさがあり、そしてまた次の山を目指そう、という気持ちになるのではないかなと思いました。
 
 
ファシリテーター:皆さんの話を聞いて何か気づいたこと再確認したことはありますか?
 
Dさん:
全体の話を聴いてて思ったのは、夢って絶えることはないのかな、と思いました。何かしらあるのではないかなと思いました。
 
Aさん:
やっぱり夢とか目的をもって日々動いていた方が実感を得られる、何も考えずに過ごすよりも、何か目的を持っていることで日々の生活が充実するのかな、と思いました。今回のテーマ「やる気」もそんなところに繋がってるのかなと思いました。
 
ファシリテーター:夢が叶ったら、どんなご褒美がほしいですか?
 
Dさん:
むずかしいですが、やったことに対して評価される、ということですかね。人の声でいい悪いを評価していただけるとすごく満足しますね。自分にとってのご褒美だなと。
 
Bさん:
むずかしい質問ではあると思うのですが、Dさんと被るかもしれませんが、自分がやったことに対してお褒めの言葉を頂けたら、いろんな意味でご褒美になるのかな、と。人は褒められて成長する生き物だと思うので、褒められるだけじゃもちろんだめだとは思うのですが、やはりその人にとっての良い所は褒められて、そのことでどんどんその良い所が伸びていくと思うんですよね。
 
Cさん:
ちょっと似てるんですけど、称賛されると信頼関係ができると思うので、そういうのはご褒美としてあるかな、と思います。
 
Aさん:
今までの話を聴いてて、人からの評価が得られると嬉しいかなと思いました。自分の中で達成感とか得られるのももちろん良いと思うんですけど、それを他の人から出来たことや良かったことを言って頂けると、より実感できると思います。他の人から評価して頂けるのはいいことかなと思いました。
 
 
ファシリテーター:ではみなさん、なぜ今就労移行に通い就活しているのですか?
 
Cさん:
やっぱり仕事に就くことでお金をもらいたいことが第一ですね。あとはスキルアップのために、仕事をするために就労移行に通っている、という感じですね。
 
ファシリテーター:どんなスキルアップですか?
 
Cさん:
PCスキル以外に、たとえば仕事して上司や同僚と協力して物事を進めて行って、そこで対人スキルを得ること、仕事においてのやり取りのスキルを得られるところです。
 
Dさん:
まずは自分の足りないところを学んで成長して行くが第一の理由で、そして将来就労して行くことが通ってる目的です。就労移行に通って初めて自分の足りないところを知ったのですが、その解決策を得て行くというためにも通っています。
 
Bさん:
就労移行に通うことで、PCや作業系のスキルを磨くのが大前提だとは思うしそれはかなり大事なことだと思うんですけど、一番は今後社会に出て行く上でのスキルを身に着け、そのスキルを上げる、というのが理由なのかなと思います。
 
Aさん:
自分の中でまとめたところでは就労移行とは触れられていないかもしれないんですけど、就活している理由は、直接的に言えば仕事を得るためですが、では何で仕事をやりたいのかというと、それは収入を得るためだと思うんですね。就労というのはお金も第一にありますが、社会に出て仕事をすることで、社会に貢献できているという実感を持てる、というのが就職する理由だと思います。みなさんの話を聴いて、通う目的としては仕事をする上また社会で対応する上での力をつけるため、と思いました。
 
後編に続く