小石川東京病院にて就活講座を行いました
2021年3月26日、小石川東京病院において就活講座を行いました。テーマは「就労移行支援事業所とは?」という内容です。今回講座の依頼を受けて、同じ目線だからこそ伝えられる内容もあるかと思い、さら就労塾を利用している訓練生が主体となって取り組んでいただきました。
運営チームの報告
当日は小石川東京病院のデイケアに通う10人の皆様に向けて、就労移行支援事業所とは?というタイトルで発表を行いました。
発表の準備から、発表の内容決め、資料の作成、当日の運営・発表まで、自分たちが中心となって行い、職員の指導のもと、今、就労移行支援事業所に通っているからこそわかる内容を、私たちの目線から語りました。
講座を受ける皆様に、訓練での経験や、さら就労塾での取り組みの紹介をとおして、就労へのイメージを持っていただけるような講座を目指しました。
発表の内容としては、
1)自己紹介
2)カリキュラムの体験(ヒューマンビンゴやペーパータワーの作成)
3)就労移行支援事業所とは
4)カリキュラムの体験(報連相のポイントと事例検討)
5)質疑応答
参加者の皆様との交流を兼ねたレクリエーションのようなカリキュラム(ヒューマンビンゴやペーパータワーの作成)も行われました。
終始なごやかな雰囲気の中で、お越しになったデイケアの皆様と、さまざまな質問や意見が交わされました。
就労移行支援事業所の雰囲気を知ってもらう良い機会になったのではないかと、嬉しく感じております。
講座後のアンケートでは、「参考になった」との声を多数いただきました。
今回のデイケア講座に取り組んでみての運営チームの感想を以下にまとめました。
・未就労の参加者にも分かりやすく伝えることができてよかった。チーム一丸となってできたのもよかった。
・就労移行支援事業所に通うのと通わないのとで何が違うのかもっと聞きたかった、というアンケートの要望があったので、もう少し踏み込んでも良かったのかもしれない。
・参加者が最初は緊張しているだろうから、ゲーム等を通してリラックスした状態で聞いてもらうという狙い通りの講座ができてよかった。
・答えのない課題に対して、メンバー内で目標を共有し、それを大切にし最後までやり遂げられてよかった。
・外部での発表と聞いて、人前が苦手なので最初は嫌だなぁと思ったが、終わってみると挑戦してみてよかったと思う。
・自分の症状の特性を生かすことができる分野もあることを知れて非常によかった。
ご参加いただいた皆様と、このような機会をくださいました職員の皆様には深く御礼申し上げます。
こういった外部に向けた説明会などの活動は、今後も行っていきたいと思っております。ご気軽にお問い合わせいただけたらと思います。