2024年9月9日、さら就労塾下北沢事業所の主催で第37回成果発表会を開催しました(会場:北沢タウンホール ミーティングルーム)。
当日は、支援者15名、企業のご担当者15名、計30名の皆様にお越しいただき、さら就労塾訓練生3組による発表をご覧いただきました。
訓練生による発表では、自身の困りごと、発症の経緯、さら就労塾での訓練や企業実習で得られた気づきや障害特性への対処方法などを、パワーポイントのスライドにまとめて、わかりやすく伝えていました。過去のつらい経験も、ユーモアを交えて話していました。当事者の語る言葉は、聴く人の心に響くものでした。
プログラム後半では、さら就労塾卒業生2名と就労先のご担当者2名によるパネルディスカッションを行ないました。卒業生からは、働き続けるうえで一番大事だと思っていること、さらぽれの訓練で就労後に役立ったことなどについてご発言いただきました。就労先のご担当者からは、自社の障害者雇用の経緯と現状、採用で重視していることなどについてご発言いただきました。
障害者雇用で働き続けているさらぽれ卒業生と、障害者雇用の現場でたくさんの障害のある方々と接しているご担当者から、リアルな話を直接聞くことができた貴重な時間でした。
準備と当日の運営は、2024年5月に開始した基礎コース生が行ないました。
案内状の封入・発送から始めて、それぞれの役割を決めて、会場レイアウト、進行表、司会原稿、受付応対、残り時間を知らせるボード等の作成を行ないました。
約1か月間で、少しずつ本番のイメージを形にしていき、動きの確認やリハーサルを重ねました。その甲斐あって、当日はスムーズな運営ができました。
準備・運営を担当した訓練生の感想は、こちらの記事をぜひご覧ください。
発表会終了後は、事業所見学ツアーを行ないました。予想以上に多くの方々が見学してくださり、大変ありがたかったです。
終了後のアンケートでは、「参考になった」との声を多数いただきました。
アンケートにご回答いただき、ありがとうございました。
ご多忙の中、ご来場いただきました皆様には深く御礼申し上げます。
今後とも何卒ご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。
(運営チーム 訓練生・職員一同)