訓練生のブログblog

自分と向き合い、己を信じ、自分の信じる道に向かって翔べ

自分と向き合い、己を信じ、自分の信じる道に向かって翔べ

こんにちは。この度企業より内定を頂き、さら就労塾下北沢事業所を卒業することになりました訓練生Iです。私は聴覚障害の2級を持っています。

このブログでは「入所前と後の私とこれからの私」について語ります。

 

入所前の私は、嫌なことから逃げつつ「読解力のない自分を認めたくない」と気持ちがありました。また子どもと関わる仕事がしたいという思いを持ちながら勉強をしてきましたが、壁にぶつかり苦悩していました。

そんな人生の分岐点に直面し、乳児期からお世話になっている言語聴覚士さんに相談をしたところ、さら就労塾を紹介してくださいました。

その時は就労移行支援事業所の事を知らなかったこともあり、「行くのが嫌だな。面倒だな」という気持ちがありました。

その後さら就労塾へ見学に行き、そこで職員さん達に出会いました。就労移行ではどんなことを行うのかなどのお話を聞き「社会について学べる」と思い、入所を決意しました。

 

入所後で印象に残っていることは就職準備コースです。基礎コースから就職準備コースに変わり、自分を知り、向き合い、受け入れる必要がある時期に突入しました。私は聴覚障害を持っていましたが、受け入れたくないことが1つだけありました。

それは「読解力が欠けていることから、長文や言葉の意味を理解しにくい」ということです。このため「少しでもわからないことは自己判断をせず、報連相を行う」ということを意識して訓練しました。その結果、わからないことは放置せず自分から職員に報連相を行うという行動が習慣化しました。

また私は、自分の本音や自分の気持ちを誰かに打ち明けることができないという性格から自分の弱さを誰かに見せたくないと思っていました。このことを担当職員さんに相談すると、自分の気持ちをWordに書き出すという私にとっては難関である課題を頂きました。

取り組む中で自分の本音を書き出していきましたが、最初は書きたくないという抵抗があり、書いていく中で感情が出て泣いてしまったこともありました。それでも書き進め、書き上げた文章を読みながら担当職員さんと話し合いを重ねました。これは、自分と向き合えるきっかけとなりました。

自分と向き合えたことにより自分を受け入れることができるようになり、前向きな思考に変わることができたのではないかと思います。

その後実習面談会に参加し、いくつかの会社の面接を受け、実習も積極的に参加しました。面接で話せるようになる為に自分の強み、得意、不得意分野を訓練で見つけ、職員の方々と面接練習を何度も行いました。その成果があり、企業から内定を頂くことができました。

「就労移行支援事業所に行って本当によかった。昔の私を今の私に変えることができた」と今の私は思います。

通所しなければ自分と向き合えないまま、自分を見失う道を選択していたでしょう。

 

これから私は内定を頂くことができた企業にて、さら就労塾で学んだことを活かし、お役に立てるように努めていきます。

また必要な知識や経験を身に着け、スキルアップしていきます。

そして、ずっとやりたかったことである「子どもの居場所を作りたい」という夢に近づいていきたいと思います。

己を信じ、自分の信じる道(夢)へと翔びます!

 

今、私が皆さんに伝えたいことは「壁にぶつかり、葛藤や苦しみはあると思います。それでもどんなに時間はかかっても良い。焦らずに自分と向き合い、己の力を信じてみよ」です。そうすればきっと自分の信じる道が見えてくると思います。

 

最後にさら就労塾下北沢事業所の職員の方々、そしてグループ活動などで共に過ごし、仲良くしてくれた基礎コースの皆さん、他の訓練生の皆さん、本当にありがとうございました!

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