【出版のご案内】
ちょっとしたことでうまくいく
発達障害の人が会社の人間関係で困らないための本
著者 |
對馬 陽一郎(つしま よういちろう) 2009年5月 特定非営利活動法人さらプロジェクト入職。
安尾 真美(やすお まさみ) 2012年9月 特定非営利活動法人さらプロジェクト入職。就労移行支援事業所「さら就労塾@ぽれぽれ」で、主に就労支援を担当する。また、就労に困難を抱える大学生や若者の支援活動も行っている。 |
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監修者 |
林 寧哲(はやし やすあき) 精神科医。日本精神神経学会認定精神科専門医。ランディック日本橋クリニック院長。1993年9月北里大学医学部卒。北里大学耳鼻咽喉科頭頚部外科、国立相模原病院耳鼻科、国立療養所晴嵐荘病院循環器科などを経て、2003年9月福島県立医科大学医学部神経精神医学講座に入局、同大学院研究生。2004年5月東京・日本橋にランディック日本橋クリニックを開業。大人の発達障害の診断や治療を中心に活躍。休診日には、東京都内の保健センターや教育相談センターなどで相談員、スーパーバイザーとして心の悩み相談を受けるほか、発達障害についての理解を深める講演会の講師を務めている。著書に『発達障害かもしれない大人たち』(PHP研究所)がある。 |
発行 | 翔泳社 |
発売日 | 2018年04月18日 |
価格 | 本体1,600円+税 |
仕様 | B5変型並製、2 色刷、196ページ |
目次 |
第1章 第一印象で良く思われたいー身だしなみ、距離感 第2章 指示受けがうまくできないのを何とかしたいー聞く力を養う 第3章 コミュニケーションのビジネスマナーがわからない社会人としてのマナー 第4章 報連相がうまくできるようになりたいー報告・連絡・相談 第5章 会議などの1対多のコミュニケーションをうまく取りたいー会議・雑談 第6章 人に伝わる文章を書けるようになりたいー書類、プレゼン、メール |
■概要
発達障害の人にとって最大の悩み
「コミュニケーションがうまくとれない」が解決できる!
大人になってから発達障害の症状に悩む人が増加しています。
ここ10年で「発達障害」の知名度が飛躍的に上がったことで、
「もしかして自分も…」と成人になってから気づく人が増えたのが
最大の要因と思われます。
そうした人たちの中で特に多い特徴として、他人とのスムーズなコミュニケーションが苦手という点があります。
一方で近年、単純作業や製造業のオートメーション化により、人に求められる仕事の多くはコミュニケーション能力が必要なものに偏っています。
このため現代社会は、コミュニケーションに課題をもつ発達障害の人にとってより生きにくい状況になってしまっています。
本書では、発達障害の特徴に苦しむ社会人のために職場でもコミュニケーションの解決策を紹介します。
■本書の特長
●仕事の中で、特にコミュニケーションについて苦手を抱え困っている人が直面する悩みの解決法が満載
●口頭での会話が苦手な発達障害の人向けに読み上げアプリの使い方を紹介するなど、ITツールを使った解決策も提示
●施設での実例をベースに、発達障害あるあるの悩み→その原因→具体的な解決アイデアの順で解説
■対象読者
・発達障害の特徴で日々の仕事に困っているビジネスパーソン
・いわゆるグレーゾーン(予備軍/軽度の障害)の人向け。発達障害かも、と悩みつつも今の仕事(一般就労枠)を辞めたくない人
・努力しようとしてもケアレスミスや整理整頓、スケジュール管理など、社会人の「あたりまえ」ができなくて困っている人