2020年2月19日、さら就労塾秋葉原事業所において第34回成果発表会を開催しました。
当日は20の団体より、合計43名の皆様にお越しいただき、さら就労塾訓練生3組による成果発表をご覧いただきました。
訓練生は、さら就労塾に入る前と入った後の自分を比べて自己理解を深め、今後の訓練や就労へのイメージを語りました。また、自分の強み・特性・配慮事項を分析し、面談や実習への意気込みを話す訓練生もいました。
当日の運営は、職員の方の指導のもとで2019年9月に開始した基礎コースの訓練生が行いました。
案内状の発送から、会場のレイアウト作りや発表会中の進行にも取り組みました。
来場者の皆様に、さら就労塾の取り組みや就労への具体的なイメージを持っていただけるような成果発表会を目指しました。
発表後は訓練生と支援機関様・支援機関利用者様との交流会が開催され、アイスブレイクとして小さな催しも行われました。なごやかな雰囲気の中で、お越しになった皆さまや訓練生という垣根を越えて、さまざまな質問や意見が交わされました。
後日、成果発表会への参加をきっかけにさら就労塾への見学や体験に来て下さった方もいらっしゃいました。就労移行支援事業所の雰囲気を知ってもらう機会になったのではないかと、職員・訓練生共に嬉しく感じております。
成果発表会終了後のアンケートでは、「参考になった」との声を多数いただきました。
アンケート結果や自由記述と合わせて、今後の成果発表会の参考にさせていただきます。ご回答いただき、ありがとうございました。
また、さら就労塾では発表を行った訓練生にも成果発表会に取り組んでみてどうだったかを聞いてみました。訓練生からは
・チームワークが深まり、それぞれの良いところを発見して活かすことができた。
・来場された方とお話しすることができ、その方が実際にさら就労塾に見学に来ていてとても嬉しかった。
・メンバーへの配慮を学び、役割をやり遂げた達成感があった。
・大勢の前で発表することで自信がつき、就労する時に企業側にお伝えする「人前が苦手」という配慮事項がなくなった。
などの感想が挙がりました。
成果発表会は今までの訓練の成果を発表する場ですが、発表会を行ったことでさらに得るものがあったようです。
ご多忙の中、ご来場いただいた皆様には深く御礼申し上げます。
今後とも何卒ご支援、ご協力の程よろしくお願いいたします。
※体験や見学を希望される方へは柔軟な対応を考えています。
まずはメールや電話でお問い合わせ下さい。
（第34回成果発表会運営チーム 訓練生、職員一同）
